ジルサンダーの特徴とは?ブランド歴史から説明
2022-07-26
ルサンダーというブランドについて皆さんはどれくらいご存じでしょうか。けっこう耳にしますが、どんなブランドですかは知らない人は少なくないと思います。ブランドコピーを取り揃えてる当店は常にファッションルックをフォローし、トレンドを取らいています。ジルサンダーコピーを多様にとり揃っています、ジルサンダーに興味を持つ方は是非見逃さずに当店へいらっしゃてください。では本題に入りましょう。この記事はジルサンダーの歴史から説明を始め、ジルサンダーの特徴を紹介します。
ジルサンダーの歴史
ジルサンダーとは、Jil Sander本人が1968年ドイツ・ハンブルクでスタートしたファッションブランド。
設立当初はJil Sander本人がデザインしたアイテムはほとんど無く、セレクトショップ形態のブティックとして運営していました。
当時の活動には苦労があったようですが、70~80年代は香水の売上が好調で持ちこたえました。
Jil Sanderがファッションデザイナーとしてブランドをスタートしたのは1973年のこと。
パリ・プレタポルテ・コレクションで正式にデビューし、1980年に一時撤退した後、1985年に拠点をミラノへ移します。
活動拠点を移して2年後の1987年、ジルサンダーは初めてミラノ・コレクションに出場します。
その頃は80年代を代表するデザイナー、“Claude Montana(クロード。モンタナ)”の「カラフルで派手な服」が主流。
ミニマルで時代の流れに反していたジルサンダーのデザインは過少評価されましたが、80年代後半に差し掛かり時代が追い付くと一気に名が知れ渡ります。
ちなみにジルサンダー社は、1989年にドイツ・フランクフルト市場で上場。
これを機に世界規模でブランド展開が可能になり、知名度の上昇に繋がりました。
完全に流れに乗っていたジルサンダーは、1999年、PRADAグループに株式の75%を譲渡する形でブランドを売却。
しかしこれが、ジルサンダー本人がブランドのデザイナーを退任するきっかけとなってしまいます。
詳しくは、PRADAグループのコスト重視観とジルサンダー本人の品質重視観の間で摩擦が生じたことが原因だとされています。
結果としてやりたいことが出来ないと悟ったジルサンダーは、2000awコレクションを最後に辞任します。
ジルサンダーの引退後の2000年12月より、GUCCIでも経験を積んだ“Milan Vukmirovic(ミラン ヴィクミロビッチ)”がデザイナーに就任。
2003年にはジルサンダー本人が復帰しますが、2004年またもPRADAグループとの不調和をきっかけに退任してしまいます。
そして2005年には、“RAF SIMONS”がジルサンダーのデザイナーに就任。
2006年にChange Capital Partnershipがジルサンダー社を買収、2008年に日本のオンワードホールディングスがジルサンダー社を買収し、2011年にはブランドの新ライン“JIL SANDER NAVY(ジルサンダーネイビー)”をスタートさせます。
2012awを最後にRAF SIMONSが退任。
ラフシモンズ退任後はPRADAグループの傘下から外れたことをきっかけに、ジルサンダー本人が再び就任します。
しかしそれも長くは続かず、2014awからはデザインチームがブランドの後任となりました。
2015ssからは“Rodolfo Paglialunga(ロドルフォ・パリアルンガ)”、退任後の2017年からは“メイヤー夫妻”がクリエイティブディレクターに就任し現在に至ります。
ジルサンダーは2019ssをもって、セカンドラインであったジルサンダーネイビーの展開を終了。
入れ替わるように、2019awからメインコレクションを補う“Jil Sander+(ジル サンダー+)”の展開をスタートしました。
直近の2021年にはMaison MargielaやMARNI、DIESELの親会社であるイタリアの“OTBグループ”がジルサンダーを買収し話題になりました。
ジルサンダーの特徴
ミニマムなデザイン
ジルサンダーとはミニマリズムやリアルクローズを代表するブランドであり、これらの火付け役になったブランドとも言われるほどです。
シンプルで無駄のないデザインが特徴で、これは本人期の頃から基本的に一貫しています。
よってジルサンダーのアイテムはコーディネートに落とし込みやすく、一般受けしやすいデザインが多いと言えるでしょう。
上質な素材
ジルサンダーを購入する決め手となるのが素材の上質さ。
ジルサンダーは世界トップレベルの上質な素材を使用し、故にラグジュアリーブランドに分類されるほど価格が跳ね上がります。
中には100万円を超えるラムレザーをふんだんに使用したコートも存在し、とても一般人には手が出せない価格設定であると分かります。
その素材の上質さは目視するだけで分かるほどであり、他のブランドと比較すると違いは明らかです。
特にシャツの人気が高く、ユニクロコラボでもその品質の良さが話題になりました。
卓越したカッティング
ジルサンダーのワードローブは、卓越したカッティングによって成り立っていると言っても過言ではありません。
体にフィットする緻密なカッティングは一線を画し、無駄がないのに動きやすい点が特徴です。
パターンのカッティングはシルエットの美しさに直結するので、カッティングが美しい=シルエットが美しい服であると言えます。(完了)