エルメスのバーキンやケリーはなぜ高いのか、逸話まで紹介します
2022-07-15
高級ブランドとして有名なブランド「エルメス」。海外はもちろん日本でも非常に人気は高く、多くの女性に憧がれていますが、その中でも女性人気が高いバッグとしてあげられるのが「バーキン」と「ケリー」になります。どちらもラグジュアリーバッグの中では、非常に高価な部類に入れるものです。
ところで、バーキンやケリーはなぜ金額が高いのか疑問をお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか?
ではエルメス偽物を長く取り扱っている当店からエルメス バッグコピーを推薦し、エルメスのバーキンとケリーが高い理由からバッグの誕生秘話について詳しく紹介しています。
エルメスのバーキンとケリーが高い理由
エルメスの看板商品であるバーキンとケリーは、どちらの商品も人気と定価が高いバッグとなります。サイズが一番小さいものであっても、定価は100万円を超えるほどかなり高額となっています。
なぜここまでエルメスのバーキンやケリーは高いのでしょうか?ここでは、バーキンとケリーが高い理由について5つ紹介していきます。
1 高い需要に供給が追いついていない
バーキンに限らず、高級ブランド時計や一部のインディアンジュエリーなど、供給に対して需要が高いアイテムは軒並み定価や中古価格が高くなる傾向にあります。
エルメスも例に漏れず、供給が需要に追いついていない状態になります。その中でも特にバーキンやケリーは世界的に人気が高く、入荷してすぐに売り切れてしまうことも珍しくありません。そのため、入手するにも競争は激しく、中古品であるにも関わらず、金額は定価以上で取引されることもあるのです。
2 すべてが職人の手作業であるから
供給が少ない理由にもなりますが、エルメスのすべての製品は熟練の職人がひとつひとつ手作りで時間をかけて製作しています。作業は分担制ではなくひとりの職人が最後まで仕上げるという強いこだわりによって作られているのです。
また、気温や湿度による素材の状態変化に注意を払いながらバッグの製作を行っていますので、ひとつのバッグにかける情熱はかなりのものになります。
そのような作業工程であることから、生産数が限られ大量生産が出来ないとても希少性が高いアイテムとなっています。
3 高品質の素材を使用している
バッグの価格が高くなる一番の要因としてあげられるのが、素材の品質になります。
エルメスは牛革をはじめとした天然素材を惜しげもなく使用していることから、金額が高くなるのです。最もスタンダードでポピュラーな素材は牛革ですが、それ以外にもダチョウの革(オーストリッチ)やリザード、クロコダイルなどのエキゾチックレザーと呼ばれる希少な素材で作られています。
エルメスであれば、スタンダードな牛革であったとしても最高級のものを使用しているため、最低でも100万円台となりますが、エキゾチックレザーは400万円を優に超えてしまうのです。エキゾチックレザーは元々希少素材であることと野生動物の保護が進められている影響から、牛革と比べてしまうと入手が難しくかなり高価となります。
4 バーキンやケリーの中でもVIPにしか購入出来ない高級な価格帯も!
エルメスは基本的に高級な牛革を使用していますが、カラーリングや使用する素材のバリエーションが豊富なことも特徴です。その中でも特に希少価値が高いといわれているのが、先述でも紹介したクロコやオーストリッチなどの特殊な革素材を使用したバッグです。
クロコ(ワニ革)、オーストリッチ(ダチョウ革)、リザード(トカゲ革)などが使用されたバーキンとケリーは購入が非常に難しく、選ばれた顧客の中でもさらに限られたVIP顧客のみに案内されることもあるようです。
そのエルメスバッグ最高峰として名高い素材が「ヒマラヤ」になります。
この素材は、エルメスがナイル川流域から厳選して取り寄せたクロコダイルの中でもほんのわずかに取れる極めて上質なものだけを使用した最高級品です。その美しさはチベットからネパールに連なるヒマラヤ山脈を連想させます。
5 アフターケアが手厚い
エルメスの価格が高い理由として、アフターケアの手厚さがあります。その内容としては、ファスナーの交換やステッチ補修、リペアなど多岐に渡ります。さらに、修理職人のアトリエが世界中に設けられており、ヨーロッパやアジア、アメリカの12都市に点在しています。
修理する職人は、高度な技術を有した方のみ。そのため、プロの手によってバッグをきれいな状態に蘇らせることができるのです。
バッグを一度購入すると長年使用し続けられるためのアフターケア体制が整っていることにより、バーキンは価格が高いのだといえます。
バーキンとはどんなバッグ?誕生にまつわる逸話は?
エルメスのバッグには、他のブランドバッグとは一線を画すものがあるとお話してきました。ですが、なぜここまでバーキンは女性の心を掴んで離さないのでしょうか?その人気の裏には、バーキンが誕生したエピソードが関係しているのかもしれません。
バーキンが生まれるきっかけとなったのは、1984年の飛行機の中でした。エルメスの5代目社長である『ジャン=ルイ・デュマ=エルメス』は、飛行機で偶然隣り合わせたイギリス人シンガー『ジェーン・バーキン』のバッグに目が止まります。彼女のバッグは荷物を詰め込んで膨れ上がっており、今にも溢れ出るほどになっていたのです。
それを見たエルメスは、彼女に「整理せず何でもつめこむことができるバッグをプレゼントさせてほしい」と申し出たのです。
はじめは彼女のために作成されたバッグでしたが、市場に出回るようになったことでジェーン・バーキンの名前にちなんでバーキンと呼ばれるようになりました。
そんなジェーン・バーキンのために作られたバッグこそが、エルメスの代名詞である「バーキン」なのです。
ケリーとはどんなバッグ?誕生にまつわる逸話は?
このバッグは1935年にはすでに発売されていましたが、現在のケリーではなく「サック・ア・フロア」という名前でした。サック・ア・フロアは鞍やサドルに装着できるサドルバッグ「オータクロア」を改良して婦人用バッグとして登場しました。
サック・ア・フロアが「ケリー」と改名されたのは1956年のこと、ハリウッドの人気女優からモナコの王妃となった「グレース・ケリー」が、妊娠中の大きなお腹を手に持っていたバッグで隠した写真で雑誌「LIFE」の表紙を飾りました。そのお腹を隠したバッグこそがザック・ア・フロアだったのです。
グレース・ケリーの人気と話題性によって、エルメスのサック・ア・フロアは瞬く間に世界中に認知されました。この出来事を受けて、エルメスの4代目社長である『ロベール・デュマ』はモナコ王室の正式な許可を得てサック・ア・フロアを彼女の名前である「ケリー」としたのです。
最後に
お話してきましたように、エルメスのコレクションは高額の物が多い、もちろん値段なりの腕と品質がありますが、うちのエルメスコピーたちにも劣っていません。生活に使っても、コレクションにしても、いい代物になります。エルメスの値段に困る方にはエルメス偽物をチェックしてみてはいかがでしょうか。